すべり台〜あなたと過ごした20年〜
近くに行くと男の子は近くの棒につかまって震えていた。
私は気にせず
「ね〜早くすべってよ〜。」
男の子が目に涙を浮かべこっちを見た。
「え〜怖いよ…。」
「すべり台すべった事ないの?」
「うん…。」
え…。すべり台すべったことない…。
こんなに楽しいのに…
ドンっ
「わーーー」
男の子は勢いよくすべった。
私が押したからだ。
「わーーーん。ずるずる」
男の子は泣き出した。
「楽しいでしょ〜。わーい。」
「楽しくないよ〜怖いよ…。」
「何回もやれば楽しさわかるよ!もう一回!」
「麻衣〜。なに泣かせてるの!」
お母さんが泣き声を聞いて走って来た。
「だって、すべり台すべったことないって言うから、私が押してすべらせたの。」
「危ないでしょ!もうそんなことしちゃダメ。ぼく〜大丈夫〜。怖かったね〜。
お名前は?」
私は気にせず
「ね〜早くすべってよ〜。」
男の子が目に涙を浮かべこっちを見た。
「え〜怖いよ…。」
「すべり台すべった事ないの?」
「うん…。」
え…。すべり台すべったことない…。
こんなに楽しいのに…
ドンっ
「わーーー」
男の子は勢いよくすべった。
私が押したからだ。
「わーーーん。ずるずる」
男の子は泣き出した。
「楽しいでしょ〜。わーい。」
「楽しくないよ〜怖いよ…。」
「何回もやれば楽しさわかるよ!もう一回!」
「麻衣〜。なに泣かせてるの!」
お母さんが泣き声を聞いて走って来た。
「だって、すべり台すべったことないって言うから、私が押してすべらせたの。」
「危ないでしょ!もうそんなことしちゃダメ。ぼく〜大丈夫〜。怖かったね〜。
お名前は?」