すべり台〜あなたと過ごした20年〜
「私の見ててね!」

私はすべり台のすべり方?を見せた。

さーー。

「次は幸くんだよ〜。」

「う…うん。」

あの時の幸は本気で怖がってた。

あの時は私の方が背も高かったし、強かった。

「せーの!」

さーー。

あの時…

あなたが居なかったら…

私はどんな道を選んだかな?

そっちの方がつらくなかったのかな?

   
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