DEBU専すくらんぶる
 俺の顔が柔らかい塊に包まれる!至福!
「あら、懲りませんこと」
 キャサリンの太い腕が俺の頭を後ろから捕らえ自らの体に押し付ける。
 フェスティバルだ!
 圧迫により呼吸を遮られるにもかかわらず俺はさらに顔を押し付けた。このまま貴女と同化してしまいたい!そんな想いが俺を突き動かした。
「くっ!やりますわね。でも負けませんわよ!」
 キャサリンもさらに強い力で俺の頭を抱え込む。
 メタボリック固め。
 やがて俺の精神は身体を飛び出し、混沌の中へ飛び込んでいった。
< 33 / 37 >

この作品をシェア

pagetop