○○を想うと~special Fan book~




その瞬間
俺は部長を思いっきり突き飛ばして
いつものごとく平然を装う。



部長は部長で



「あ~っと~……、
こんなトコに落ちてたんだな~。ボールペン。」



なんかワケわかんない芝居をしながら
ゆるゆると俺から離れていく。








――な、何をしてたんだ。俺はっ!!!






「ごめんね、しゅーちゃん。
ブレンドがカンの中に入ってなくって…、他のにしようと思ったんだけど一応相談し解こうと思って。」



テヘッと笑いながら
伊織は俺に話しかける。



いつもの俺なら、そんなアイツが可愛くてニマニマだらしない顔しながらアイツの顔を眺めるだろう。




だけど……



今の俺は非常にヤバイ!!!!



何がヤバイって全裸がヤバイ



さっきの愛撫のセイで
松茸から自然薯に
ランクアップしてしまった、俺。



まるでビーチフラッグのようにそびえたつ、自分のムスコ。




こんな姿…
絶対に伊織に見せるわけにはいかない!!!




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