○○を想うと~special Fan book~


は、はぁぁぁ~~!?

コイツ、話聞いてなかったのか!!?



「アンタ、バカですか?」

「えぇ~??何で??」

「俺はアンタなんて好きじゃないって言ったんですよ??」

「言ったねぇ??」

「なのになんで俺を襲うんですか!!!」



俺の敏感な2つのイクラをコロコロと指の腹で転がしながら、部長は平然とした顔でこう言い切った。





「そんなの決まってる。
俺が藤堂を好きだからだよ。」




遠回りに腰にくる
ゾクゾクするような快感と
腹の奥がジクジクするような
鈍い感動



部長のくれる快感に
溺れそうになっていると
部長は俺の耳元でこう囁いた。





「藤堂が誰が好きなのかが大事なんじゃない。大事なのは…俺が藤堂を愛しく思ってるってコトだけだ。」




――部長…!!!




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