○○を想うと~special Fan book~
【5】セーター戦争~高宮伊織編~
タートルネック
Vネック
ニットワンピ
何故だかはよくわからないけど、私が会社に来ていく洋服一つで、しゅーちゃんと桐谷慎の機嫌がコロコロ変わる。
私は服が好きで、いつも朝出かける時には“何着ようかな~”ってルンルンなのに…
最近は毎朝何を着ていくか考えただけで気が重い。
そんな私の変化に一番に気づいたのは他の誰でもない、親友の一ノ瀬理央。
理央にコトの経緯を説明すると
「…ガキか、あの人たちは…。」
頭を抱えながらため息を吐いた。
「でも…大変なんだよ??
タートルネックを着ていったら桐谷慎の機嫌が悪いし、Vネックを着ていったらしゅーちゃん無言で怒ってるし。
もう……どうしたらいいのかわかんないよ……。」
ハァとため息をついて、涙ながらに訴えると、理央はガタンと席をたって自分の部屋に戻っていって。
何やらガサゴソと探す音が聞こえた後に
「ハイ、これ貸したげる。」
満面の笑みでとんでもないモノをテーブルの上にトンと置いた。
「こ…これ…、何…??」
「見てわかんない?明日これ着て行きなさい。」
「えーっ???!!!無理っ!!!
絶対に無理!!!!!」
Vネック
ニットワンピ
何故だかはよくわからないけど、私が会社に来ていく洋服一つで、しゅーちゃんと桐谷慎の機嫌がコロコロ変わる。
私は服が好きで、いつも朝出かける時には“何着ようかな~”ってルンルンなのに…
最近は毎朝何を着ていくか考えただけで気が重い。
そんな私の変化に一番に気づいたのは他の誰でもない、親友の一ノ瀬理央。
理央にコトの経緯を説明すると
「…ガキか、あの人たちは…。」
頭を抱えながらため息を吐いた。
「でも…大変なんだよ??
タートルネックを着ていったら桐谷慎の機嫌が悪いし、Vネックを着ていったらしゅーちゃん無言で怒ってるし。
もう……どうしたらいいのかわかんないよ……。」
ハァとため息をついて、涙ながらに訴えると、理央はガタンと席をたって自分の部屋に戻っていって。
何やらガサゴソと探す音が聞こえた後に
「ハイ、これ貸したげる。」
満面の笑みでとんでもないモノをテーブルの上にトンと置いた。
「こ…これ…、何…??」
「見てわかんない?明日これ着て行きなさい。」
「えーっ???!!!無理っ!!!
絶対に無理!!!!!」