○○を想うと~special Fan book~
肩をガックリ落としながら
「神様、仏様、お願いです!!
哀れな子羊をお助けください~~!!」
目の前にいる残念なオトコを
私は見つめる。
ホント…
この人年上なの!?
さっきも仁を連れて
Bダーッシュ!とか言って
遊んでたよね…??
はぁ……
この精神年齢の低さ
いい加減、げんなりする!!
ガックリは確実な怒りへと変化して
「うるさいわね!!
四の五の言わずに大人しく抱かれなさいよ!!」
あたしはセンパイを思いっきり押し倒した。
「う、あ、っ!!
やめろ、一ノ瀬!!」
「やめない。
あたしは十分すぎるほど待ったつもりよ?
さらにこれ以上待たすつもりなら、あんたなんてこの場でサックリ捨ててやる!!」
「え、えぇ~っ!!?」
「覚悟決めなさい!!
オトコでしょっ!!」