○○を想うと~special Fan book~
そう言って
あたしはセンパイのTシャツの中に
ゆっくりと手を忍ばせる
指の腹で這うように
ゆっくりとお腹から胸の突起に向かって刺激を与えていると
「う、あっ、
やめろって、一ノ瀬っ…!!」
センパイは女の子みたいに
カラダをビクンと跳ねさせて
拒否の言葉を口にする。
「やだ、やめない。
あたしは今すぐセンパイとHしたいの。」
「お、おまえなぁっ!!」
嫌がるセンパイのお腹にチュッっとキスをして、舌を這わすとさらに先輩の吐息が漏れる。
荒くなる呼吸に
熱気を持つカラダ
――あぁ、ヤバイ。
あたし今、ありえないくらいに興奮してる。
目の前にいるこの人が欲しくて欲しくてたまらない。
この逞しい腕で壊れるくらい抱きしめて欲しい。
何もかも忘れるくらい、めちゃくちゃに抱いて欲しい。
ずっと欲しかった
この人の愛と
この人の体が
ずっとずっと欲しかった
あたしが欲しいのはこの人だけ
この人がくれる快感だけ