○○を想うと~special Fan book~
半裸のあたしに
土下座するセンパイ
キョトーンとしたまま
フリーズしてると
「せめて後1ヶ月くれ!!
そこらじゅうのHow to本買って勉強するから~!!!」
目の前にあるバカな男は
涙ながらにそう訴える。
ば、ばかじゃないの
この人……
ホントに…
何であたしこんなオトコが好きなんだろう!!
イライラしながら
あたしは思いっきり先輩の頭を
パーでパコーンと殴る
「いってぇ!なにすんだよ!」
後頭部を押さえながら
半泣きになるセンパイのTシャツの首元をグイッと掴むと
「うっさいわね。
四の五の言わずにするわよ、SEX!!」
Tシャツを引き寄せて
顔を近づけ
あたしはセンパイにそう叫ぶ。
「あたしはね?確かにいろんなオトコとHした。
だけどね!!自慢じゃないけど好きなオトコと寝るのは先輩がハジメテよ!!」