○○を想うと~special Fan book~


怒られたワンコのように
シューーンとして落ち込んでる様子のセンパイをジィッと見つめて、ハァーと深呼吸をすると



「あのねぇ。緊張してるのも怖いのもアンタだけじゃないんだから。」



そう…
言い捨てる。



でも勇気を持って発した言葉は



「へ…??
どーゆーこと??」




目の前の
ドンカンオトコの手によって
アッサリバッサリ
切り捨てられる。





――この、ドンカンッ!!





「触っててわかんないの!?」


「な、なにがだよ!!」


「あたの心臓、ありえないぐらいドクドク言ってるでしょーがっ!!!!こうなってるのはアンタのセイよ!!??」




こんなにドキドキしたのも
緊張してるも
言っとくけどハジメテなんですからね!!!!





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