○○を想うと~special Fan book~
心の中はハテナがいっぱい
でも、不思議とイヤじゃない
きりたにしんはふくざつで
なに考えてんのかわからないし
むだに顔がいいのもむかつくけど
ほんとはぶきようなだけなのかもしれない。
そう思えた。
うーーーーーん、しょうがない。
キライだけど。
コイツよりしゅーちゃんパパのほうがずーっとずーっと好きだけど、しょうがない。
ちょっとだけ…
みとめてやろうかなぁ……
きりたにしんに抱きしめられながらかんがえてたのは、そんなこと。
「すきだよ、仁。」
「うー、ぼくは普通。」
「ありがとう、仁。
キライより進歩したから嬉しいよ。」
そう言って
桐谷慎はぼくの頭をナデナデ撫でる。