○○を想うと~special Fan book~



言われた通りにミーティングルームを片づけて、台ふきでテーブルを拭いていると、後ろでカチャリと鍵をかけた音がした。






驚いて後ろを振り返ると




「悪い仔猫ちゃんにはオシオキが必要だねぇ。」






ドSで悪魔の顔をした桐谷慎が私をテーブルの上に押し倒す。







えっ…

えぇっ…!!!???





驚いて彼の目を見つめると







「ホント…。
高宮は自分が誰のモノかよくわかってないみたいだねぇ。ちゃーんと教えてあげるよ心とカラダに…ね?」





そう言って。

桐谷慎は強引にキスをすると無理やり私のタートルネックの中に右手を忍ばせてきた。




「…やぁっ…」






なけなしの理性で抵抗をすると。
桐谷慎の手は“あるモノ”を触ってピタリと止まった。





< 17 / 177 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop