○○を想うと~special Fan book~
言われた通りにミーティングルームを片づけて、台ふきでテーブルを拭いていると、後ろでカチャリと鍵をかけた音がした。
驚いて後ろを振り返ると
「悪い仔猫ちゃんにはオシオキが必要だねぇ。」
ドSで悪魔の顔をした桐谷慎が私をテーブルの上に押し倒す。
えっ…
えぇっ…!!!???
驚いて彼の目を見つめると
「ホント…。
高宮は自分が誰のモノかよくわかってないみたいだねぇ。ちゃーんと教えてあげるよ心とカラダに…ね?」
そう言って。
桐谷慎は強引にキスをすると無理やり私のタートルネックの中に右手を忍ばせてきた。
「…やぁっ…」
なけなしの理性で抵抗をすると。
桐谷慎の手は“あるモノ”を触ってピタリと止まった。