○○を想うと~special Fan book~
【1】セーター戦争~桐谷慎編~
俺、桐谷慎。
カノジョ、高宮伊織。
突然だけど…
高宮に似合うセーターはVネックだと思う。
え?何言い出すんだ、突然って?
だってさ~。
高宮ってなぜかセーターっていうとタートルネックだし。
なおかつその上にジャケット羽織るし。
何故だか体をぜーんぶ隠しちゃうんだよねぇ…。
ま、いいよ?
いいんだけどさあ……。
Fカップのグラマラスボディがもったいない。
せっかくキレイな体してんだから、それを見せない手はないと思うんだよね。
ちょっと深めのVネックで~。
谷間にネックレスが挟まったり、埋もれてたりしたら……。
うん、最高♪
そう思って。
「ね~、高宮~。」
「ん?何?」
「コレ着てよ」
細身で体にピッタリとフィットするタイプの黒のVネックをプレゼント。
「え…。なにこれ。」
なのに高宮はあからさまに嫌な顔をした。
「え~。だって高宮いっつもタートルネックでしょ?だからこういうのもいいかなと思って」
ニッコリと微笑むと高宮は“う~ん”と考えこんで
「コレだと谷間が見えるよね…。みっともなくない?」
子猫のように訊ねてきた。
カノジョ、高宮伊織。
突然だけど…
高宮に似合うセーターはVネックだと思う。
え?何言い出すんだ、突然って?
だってさ~。
高宮ってなぜかセーターっていうとタートルネックだし。
なおかつその上にジャケット羽織るし。
何故だか体をぜーんぶ隠しちゃうんだよねぇ…。
ま、いいよ?
いいんだけどさあ……。
Fカップのグラマラスボディがもったいない。
せっかくキレイな体してんだから、それを見せない手はないと思うんだよね。
ちょっと深めのVネックで~。
谷間にネックレスが挟まったり、埋もれてたりしたら……。
うん、最高♪
そう思って。
「ね~、高宮~。」
「ん?何?」
「コレ着てよ」
細身で体にピッタリとフィットするタイプの黒のVネックをプレゼント。
「え…。なにこれ。」
なのに高宮はあからさまに嫌な顔をした。
「え~。だって高宮いっつもタートルネックでしょ?だからこういうのもいいかなと思って」
ニッコリと微笑むと高宮は“う~ん”と考えこんで
「コレだと谷間が見えるよね…。みっともなくない?」
子猫のように訊ねてきた。