○○を想うと~special Fan book~
さてさて。
王宮を出て森の中へサクサクと進んで言った桐谷姫。
森の中の素敵なお花畑に着くと




「まあ、なんてきれいなお花畑なんでしょう。」





キリタニ姫は歓声をあげて喜びます。




美しい花達と戯れる
美しいキリタニ姫。


そんな花のように美しく優しい(?)キリタニ姫を見ていると、リオの良心が痛みます。



―ダメだ…。
この美しい姫を亡き者にするなんて、私にはどうしてもできない……!!!







キリタニ姫を目の前にして、良心が痛み。
とてもじゃないけれど王妃様の命令に従えないと思ったリオは





「キリタニ姫、どうかご無事で……。」





その一言だけを呟いて、森を去っていってしまいました。







かわいそうに森の中に一人取り残され、一人ぼっちになってしまったキリタニ姫。
姫は失意の中、森をさ迷い歩きます。





「どうしましょう…。
お腹がすいて、これ以上は歩けませんわ……。」







もうこのまま行き倒れてしまうのかしら…



キリタニ姫がそう思った時。
目の前に小さな小さな家を見つけました。







「まあ、アレはなにかしら。
なんだか…美味しそうなニオイがするわ~♪」



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