○○を想うと~special Fan book~
こ、コホン。
ともかく7人のイブに囲まれたキリタニ姫。
天の声様(しゅーちゃん)と戦いながらも
「ごめんなさい、小人さん♪
わたくしの名前はキリタニ姫と申します。」
と笑顔で答えます。
「キリタニ姫…。
とってもいい、素敵なお名前ね。」
キリタニ姫の言葉を聞いて7人のイブはニッコリと天使の笑顔で微笑みます。
――う゛っ…!!!!
清らかで澄んだ瞳のイブ達に見つめられ、邪な心が心の奥底に追いやられてしまったキリタニ姫。
ガックリと肩を落としながら
「藤堂…絶対に許さん…っ!!!!
絶対泣かせてやる!!!!」
とか恐ろしいコトを呟きますが…
「どうしたの?
怖い顔してるよ?慎ちゃん。」
7人のイブに見つめられた瞬間
「な、なんでもない!!
なんでもないよ?イブっ!!」
連れてこられた猫のように大人しくなります。(ブフッ!!)
さあ。
7人のイブとキリタニ姫。
これからどんな毎日を過ごすのでしょうか。
そしていつ登場するんだ、主人公!!
よいこの童話、次回に続く……。