○○を想うと~special Fan book~


「そんな…!!
眠っているように見えるのに!!」



ソレをきいて王子は心底残念に思い
悲しみにくれます。
(あー、桐谷慎が眠ってくれると話がサクサク進むわぁ。)





ナレーターが…
もとい、王子がフウとため息をつくと




「実は私はずっとキリタニ姫に憧れていたのです。」




王子は静かに語り始めます。





「美しく、や…やさしいと聞く、キリタニ姫。
どのような姫かとずっと思い描いていました。
そして…いつしかソレは恋にもにた気持ちになって、私を苦しめるようになりました。」




「まぁ…」




「いつか自分が姫にふさわしい地位と名誉を得たら、必ず姫にプロポーズしようと決めていました。それなのに…!!
カノジョはもうこの世にいないなんて!!!!」





悲しみMAXになってしまった王子は、姫の棺を抱きしめてオーイオーイと泣き叫びます。






そして…
ガラスの棺を無理やり開けると



「姫、最初で最後でいいのです。
私に口付けをさせてください…!!」



そう言って
ブチューーーっと。


ブチューーーーーっと
王子はキリタニ姫の唇を
無理やり、無理くり、
思いっきり奪いました。



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