○○を想うと~special Fan book~



――げぇっ!!ナンだ!この感触は!!



弾力があり
柔らかく
しかしなんだかイヤーなニオイのする
王子の唇。





それでもキリタニ姫は
目を覚まさずに
眠ったまんま。





「あぁ、姫…!!
愛していますっ!!!」





すると寝ているのをいいことに
王子はやりたい放題。
固い唇の中に舌を忍び込ませようと
四苦八苦しています。





「グ…っ!!」

「大人しくしろっ!!桐谷っ!!」

「げっ!!その声はーっ!!」





その瞬間。
キリタニ姫が目を覚ますと
姫の目の前にいたのは……





「せ、専務ーーーーっ!!?」


「桐谷…
なかなかいい唇だったぞ。」





隣の国
センムー王国のセンム王子
(桐谷慎の天敵*1)



*1  詳しくは君を想うと
   本編をお読みください(笑)



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