○○を想うと~special Fan book~
そう自信満々に微笑むと
「期待しているよ、桐谷。
社員旅行のあの日、露天風呂で見させて頂いた、君の立派なムスコならきっとこの任務を遂行できるはずだ!!」
そう言って
社長は俺の右手をグッと握った。
――へ~ぇ…
このジジイ“興味ありませ~ん”って顔しながら、ちゃっかり、しっかり、見てたわけかぁ……
俺は目の前にいる品のいい老紳士を見ながら、心の中でほくそ笑む。
そして…
俺は直属の部下となる人物を社長から紹介されたんだ。
「はじめまして!
俺、特命科の係長に任命されました藤堂秀人です。」
ふーん、
1人は黒髪マッチョかぁ…
藤堂秀人というオトコは
黒髪のちょいマッチョ男
男らしいその外見と
サバサバしているであろう
その性格
それらの全てに
俺は好感を持った。
俺はどちらかというと細マッチョ系だからなぁ。
コイツの筋肉質な体は、筋肉フェチのオンナ達には最高の有効打になるだろう。