○○を想うと~special Fan book~
「え、えぇっ!!?」
俺の提案に驚愕の声を上げる、4人。
そんなヤツラに向かって
俺ははっきりこう言った。
「特命科には特別な名刺を作るよう
仰せつかっている。」
「はっ??」
「そのためにみんなの息子を採寸したいと思う!!」
「え、えぇ~~っ!!?」
特命科は体を張り、会社を守る最前線。
そのためにも俺は
こいつらの全てを管理する必要がある。
そうでなければいざという時に
王手をかけられない。
会社のためにも
俺達は絶対に失敗の出来ない
過酷な科、ソレが特命科だ!!
「さぁ、脱げ。」
「え、でも…。」
「早く脱ぐんだ!!」
「で、でも…!!!」
なのに…
ヤツラはモジモジするばかりで
ちっとも行動に移そうとしない。
―こいつら、やる気あるのか!?
煮え切らない部下の行動にイライラしながら“脱ぐ・脱がない”の攻防を続けていると
「あ~~~っ!このやり取りめんどくせぇわ!
部長!俺、脱ぎます!!!」
頭をかきむしりながら絶叫して。
藤堂が思いっきりズボンとパンツを引き下げた。