○○を想うと~special Fan book~


筋肉質で
少し日に焼けた、藤堂の下半身。



――ふ~ん。
こいつなかなかイイカラダしてるじゃないか…。





下半身スッポンポンの藤堂の周りをグルリと回ると、俺はポケットから藤堂に一枚の名刺を差し出した。





「藤堂!」

「はい。」

「オマエのムスコランクは松茸(国産)だっ!!」

「は、はぁ~っ!?」

「きちんと覚えておけよ??」




意味がわからない
と、いうような表情で
俺を見つめる藤堂。




そんな藤堂のカワイイしぐさにフッと笑うと俺はアイツの頭をポンと叩いてこう言った。






「諸君。諸君の名刺には氏名の隣にムスコのランクを書き込むようにと、社長に言われている。」



「え、えぇ~っ!?」


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