○○を想うと~special Fan book~
その言葉
その迫力
俺の心からの叫びを
受け取ってくれた田中さん。
「ちょっと恥ずかしいけど…
頑張るよ。」
少し恥らいながら
ゆるゆるとパンツを下ろす。
――ふむ……
俺は藤堂にしたのと同じように田中さんの周りを一周すると、
「田中さん」
「なんだい?桐谷くん。」
「田中さんは…ブナシメジです!!」
ビシッと指差して
俺は田中さんに宣言する。
「そっか……」
その宣言に田中さんは少しだけ肩を落とす。
――すまない、田中さん!!
でもこの厳しさが特命科の宿命なんだ!!
心のなかで懺悔をしながら
今度は喜多川に向き直る。