○○を想うと～special Fan book～

そんないじらしいことを言う喜多川が愛しくて、俺はアイツをギュウッと強く抱きしめる。




「ふふっ、青春だねぇ。」




そんな俺達を見て、田中さんはポツリと呟く。





そして、藤堂は…



「こんなスーツなんて、暑苦しい！
俺達の正装は素っ裸…だもんなっ！！」



そう言って
上着を全て脱ぎ捨てて
俺と同じように全裸にネクタイという姿になる。






そんな藤堂を見て、田中さんと喜多川も『俺もそうするよっ！！』と喜び勇んで服を脱ぐ。






そして俺達は全裸にネクタイという戦闘服に身を包むと、窓の近くに一列になって整列する。



眼下に広がる景色を見下ろしながら俺達は決意した。






「俺達の力で…
この会社を超一流企業にしてみせる！！！」