○○を想うと~special Fan book~
その話を聞いて
俺は一つの作戦を思いついた。
――よし……コレならいけそうだ!!
「ちょっとみんな、耳を貸してくれるか。」
「はいっ!!」
コソコソコソコソ……
円陣を組んでみんなの耳元に全ての概要を伝えると、
「す、すごい作戦っすね!!」
「さすがは桐谷君だっ!!」
そう言って
「えぇ~い!じゃまくせぇっ!
俺の戦闘服はこれだぁ~っ!!」
藤堂はスーツをババッと脱ぎ捨てて
全裸にネクタイという
いつものスタイルになった。
「この作戦の要は…
もちろん喜多川だ。」
「は、はいっ!!」
そう言って俺は喜多川の肩をポンっと叩く。
「大丈夫!オマエならできるよ!
喜多川っ!!」
「はいっ!藤堂係長!!」
作戦の日は…
3日後・全裸パーティーだ。
「いいか、みんな!!
名刺だけは忘れずにもってこいよ!!」
「「「ハイッ!!!」」」