○○を想うと~special Fan book~
「す、すいませんっ!!!」
「もう!なにするのっ!!」
さすがに全裸にラーメンは熱かったのだろう。小松社長の肌はほんのり赤くなってしまい、本人は相当熱がっている。
「す、すみません!!
つまずいてしまって…!!」
俺は真剣に謝るフリをして
小松社長に近づく。
そして……
「もうっ!!
気をつけてくださいな!!」
怒り狂う小松社長に向かって
「あれ……?
もしかして…小松社長ですか…??」
俺はわざとらしくそう尋ねる。
「え…っ??」
こんなところで名前を言い当てられてドキっとしたんだろう。思わず小松社長の声が強張る。