○○を想うと~special Fan book~
すると……
「いいのよ、お気になさらないで?」
「で、でもっ…!!」
「い・い・の。」
なにやら妖艶な笑みを浮かべながら、小松社長は喜多川のアゴを人差し指でクイッとなぞる。
「ワタクシ、あなたがとっても気に入ってしまいましたの。
だから……
もしあなたがワタクシに悪いと思っているのなら、これからの時間を一緒に過ごしてくださらない??」
そう言って
小松社長はなにやらワケのわからないポーズを取ると、喜多川のコトを誘惑し始めた。
俺は喜多川にコクンと頷くと
「じゃ、じゃぁ…お言葉に甘えて…」
「うふ。かわいいひと。
私、すきよ?
あなたみたいな人。」
小松社長の思うがままにさせてみようと、泳がせることにした。