○○を想うと~special Fan book~


一流の選手には
超一流の道具が必要


その一流の道具を開発するためには…、このSMロープは絶対の必需品なんだ!!




「小松社長。
あなたのこの秘密は一切公には出しません。秘密の管理は全てわが社が負いましょう。
お願いです。この繊維の独占権を俺達の会社に委託してはいただけませんか??」





熱い思いを手のひらに託して
精一杯の言葉を
カノジョに向けると
少しだけカノジョはうつむいたまま
考え込んで




「…本当に…黙っていていただけますか?」


「えぇ、お約束いたします。
あなたのプライベートは必ずやわが社がお守りいたします。」



「信じてよろしいんですの??」



「えぇ。約束は必ずお守りいたします。」






そして芸術的なオブジェのように佇む、喜多川の姿を見つめると





「…それなら…あなたを信用して、この繊維の独占契約を結ばさせて頂きますわ。」





そう言って
カノジョは小さくポツリと呟く。





「本当ですか!!?」


「えぇ。あなたの熱意には負けました。
それに…こんな姿を知られて、あなた方を敵に回すほうが私にとっては恐ろしい。」




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