○○を想うと~special Fan book~
その隣にそうっと
田中さんも肩を並べる。
空に浮かぶのは
満天の星空と
下弦の月
涼しく
爽やかな風が
俺達の股間を優しく撫でる。
「アイツが俺達の手に届かない高みへと上っていくのは少し淋しいけれど…、俺達はアイツをずっとずっと見守っていよう。」
「部長…」
「ソレが…
俺達特命科に課せられた使命だと俺は思う。」
遠くに聞こえる
喜多川の絶叫
小松社長の怪しい
笑い声
「うぎゃああぁ~~!!」
「ええのか?ええのか?
コレがええのんか~~~っ!!?」
「いたいっ!!い~だ~い~~!!!」
俺達はそうっと振り返り
喜多川のいる部屋を見る。