たばこ、いる?




「ありがとね」

愛華が言った

「いいよ
ここ?家」

「うん」

チュ――――

「じゃーな」

「う…ん」

なんだこいつ?

寝ぼけてるのか?
わかんね―

ずっと下むく愛華が
気になってしょーがねぇ

「愛華?」

「ん?」

「大丈夫か?」

「うん」

「そーか、じゃーな」

手を離して
俺は歩いた

もっと一緒に居たい
手を離したくなかった

でも、付き合って数日
家に入るのも悪いし…


女子の家なんて
1回くらいしか入ったことねーし…


はぁ―――!!!!





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