たばこ、いる?


「幸喜!!!」

「ん?」

いきなり大声で呼ばれたから
ビビった…

「家…来る?」

へっ!?

「!?!?!?」

何つったんだ…
今…?

何て言ったーー!?!?!?
やべー…

「幸喜?」

「いや… あ、
 つか、何つった?」

「だから、家来る?って…
 ここまで来たんだし…
 お礼もしたいし?
 ご飯あるし、
 食べてったら?
 作るよ」

嘘!?!?
愛華のご飯ーーー!?!?
食いてー!
食いてー!
食いてー!!!!

でも…
俺、眠たい愛華だし、
飯作った後だし、
我慢しようとしても
無理だ…



ぜってー…



襲っちまう。

「幸喜?」

「あ?おぉ
 お前眠いんだろ?
 いいよ
 大丈夫
 愛華の飯はめっちゃ食いてーけど
 また今度にする」

「でも…」

「大丈夫
 あんがとな」

ダメだ。
かわいすぎる!!!

今キスなんてしたら
絶対抑えらんない!

はぁー…
んでこんな好きなんだ…
俺は…







< 70 / 87 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop