今年の私 ★女編★のレビュー一覧
平均評価星数
4.5
2008/02/18 13:42
投稿者:
イサキリョウタロウ
さん
硝子の置物に生命が吹き込まれた、時
「14歳という時は、なにもかもが硝子細工のようにもろい」 そう思うことがある。 あるきっかけで、その硝子の置物のように 脆く冷たいものに 愛が吹き込まれたとき、 優しさも、悲しみも、 受け入れる「人」として、 命芽吹かれていくのかも知れない。 愛に気付いた時、どうしてこんなに暖かくて、悲しくて、残酷だろう? 硝子細工のままなら、こんなこときっと受け入れもしなかったのに、 安らかな気持ちばかり恋しくなっていく、ある14歳のあの頃の詩。
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