空には一つの月
「で、どうだ?嫌か?」

「嫌ではないですけど、何故、俺なんですか?」

「神里のこの間のレポート良くできてて、他の学生でもいいんだが・・・」

教授は何かを見ながら考えていて、だから俺は、


「来週の月曜日に返事してもいいですか?」と聞いていた。


「あぁわかった。いい返事期待してる。」


「ありがとうございます。そう言えば、水波さんは、去年も、行ってるんですか?」


「あぁ。去年3日で帰ってきた伊藤の分まで、頑張ってたみたいだ。水波は、中3の時に、ここ受けるつもりでいたしな」




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