『女子中物語』 ダークネス
■朝@職員室−−
音楽のヒカリ先生が駅のコンビニで買ってきたおにぎりの封を開けていると、松本先生が隣の席の椅子に座りました。
そこは天敵・サトミ先生の席です。
松本先生は、きのう校庭で見たジャージー姿の女の子の話をしました。
「それ、うちのクラスのミサキちゃんだわ」
「みさき?二年生なのか」
ヒカリ先生は2−Dの担任でもあります。
「井上ミサキちゃん、ね。
彼女、運動神経すごいんだけど
どこの部にも入ってないんだよね……
ま、別にどこに入れってんじゃないけどさ
友達もいないみたいだし、
ちょっと困ってんだ……」
ヒカリ先生はおにぎりを頬張り、もぐもぐと口を動かしながら、
「そっか グラウンドで、ひとりで……ねぇ」
音楽のヒカリ先生が駅のコンビニで買ってきたおにぎりの封を開けていると、松本先生が隣の席の椅子に座りました。
そこは天敵・サトミ先生の席です。
松本先生は、きのう校庭で見たジャージー姿の女の子の話をしました。
「それ、うちのクラスのミサキちゃんだわ」
「みさき?二年生なのか」
ヒカリ先生は2−Dの担任でもあります。
「井上ミサキちゃん、ね。
彼女、運動神経すごいんだけど
どこの部にも入ってないんだよね……
ま、別にどこに入れってんじゃないけどさ
友達もいないみたいだし、
ちょっと困ってんだ……」
ヒカリ先生はおにぎりを頬張り、もぐもぐと口を動かしながら、
「そっか グラウンドで、ひとりで……ねぇ」