Bitter Sweet Kiss

ねぇ、こんなのってアリなわけ?

こんな形で再会するなんて……。


彼女の足もとに落ちていたタオルを慌てて拾い上げたオレ。

そして目の前には、飛沫で顔を濡らした彼女。

ほんの一瞬だけ躊躇した後で手を伸ばし、その小さな顔をちょっと無造作に拭った。


< 347 / 351 >

この作品をシェア

pagetop