Bitter Sweet Kiss
10分ほど走ったところで停車した車。
道路脇には2階建ての一軒家が建っている。
「ついたぞ」ってカズ君の声がして、一番後ろにいるわたしには見えないけど、誰かに電話してるみたい。
間もなくスライド式のドアが開いて、メガネをかけた男の人が乗り込んできた。
「こんばんは~」
明るく挨拶をするその人が、
「ここ、いい?」
ってユウちゃんの隣に座る。
あっ そっか。さっき『ここは空けておいて』って言われた理由がわかった。
あとから乗ってくる男の人と一緒に座るためか。
ってことは……
道路脇には2階建ての一軒家が建っている。
「ついたぞ」ってカズ君の声がして、一番後ろにいるわたしには見えないけど、誰かに電話してるみたい。
間もなくスライド式のドアが開いて、メガネをかけた男の人が乗り込んできた。
「こんばんは~」
明るく挨拶をするその人が、
「ここ、いい?」
ってユウちゃんの隣に座る。
あっ そっか。さっき『ここは空けておいて』って言われた理由がわかった。
あとから乗ってくる男の人と一緒に座るためか。
ってことは……