Bitter Sweet Kiss
えっ どうしよー!
確かカズ君の友達は2人来るはず。
ってことは、つまり……絶対ムリ! そんなのムリムリ!!
知らない人と隣同士に座るなんてわたしにはできないよ。
サユミちゃんとユウちゃんには悪いけど、来てしまったことを後悔した。
いまさらだけど、帰りたくてたまんなくなってる。
「ダイ、根岸はー?」
カズ君の声がして、ダイと呼ばれたユウちゃんの隣の彼が答える。
「あのヤロー、合コンが入ったんだって」
そしてサユミちゃんが次に放った言葉にわたしは安堵した。それはもう心から。
「ミト、ごめんね。相手が来ないらしいの」
わたしにとっては全然『ごめんね』じゃなくて、むしろホッとしたの。涙がでるくらいに。
ホントに良かったって胸を撫でおろしていたのに……。
確かカズ君の友達は2人来るはず。
ってことは、つまり……絶対ムリ! そんなのムリムリ!!
知らない人と隣同士に座るなんてわたしにはできないよ。
サユミちゃんとユウちゃんには悪いけど、来てしまったことを後悔した。
いまさらだけど、帰りたくてたまんなくなってる。
「ダイ、根岸はー?」
カズ君の声がして、ダイと呼ばれたユウちゃんの隣の彼が答える。
「あのヤロー、合コンが入ったんだって」
そしてサユミちゃんが次に放った言葉にわたしは安堵した。それはもう心から。
「ミト、ごめんね。相手が来ないらしいの」
わたしにとっては全然『ごめんね』じゃなくて、むしろホッとしたの。涙がでるくらいに。
ホントに良かったって胸を撫でおろしていたのに……。