Bitter Sweet Kiss
「そしたら見慣れた車が通りかかってぇ、救世主カズトマン登場!みたいな。フフッ」


ヘラヘラっと軽くてチャラチャラとしてるように見えるのは、酔ってるせいだけじゃないのかな。


「そんでチミたちはティーンエイジャーを連れまわして、なんのつもりだよ?」


もつれていた発音が段々まともになってきたと思ったら、今度は絡み口調になってきたその人。

コワくて、いますぐに車から降りたいって心底思っていたの。




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