Penalty★Game
「な、な、な…ッ!?」
「う~ん。
これはなかなかいいモノをお持ちのようで」
何をしてくれちゃってるんだ、コイツは!!
驚いてる私に。
至ってフツーな黒沢は。
表情を動かすこともなく。
私の太ももに頭をのせていた。
…俗に言う“膝枕”ってヤツ…なんですけど…。
「く、黒沢!?」
「バツにしちゃかなりサービスしてんだから。おとなしくしてなさい」
「はぁッ!?」
「ちょい疲れたから寝かせて?」
「ちょっ…黒沢ッ!?」
慌てて黒沢の肩を揺らしてみるけれど。
等の本人、黒沢は知らん顔。
私の言葉なんかには耳も貸さず。
そのまま目を瞑ってしまった。