止まらない、この気持ち

*想う気持ち



夏休みに入ってから1週間ー。


あたしは毎日のように友美と一緒に過ごしていた。

一緒に課題やったり、ずっと語ったり。


本当に友美はあたしにとってかけがえのない存在だよ。




そして今日は夏祭り!


あたしの家の前で友美と夕方5時に待ち合わせ。


浴衣をきてくって友美と決めたからお母さんに着付けしてと頼んだ。



「久しぶりね、仁奈子が浴衣なんて。……よし、似合ってるわよ!」


「ありがとう、お母さん」



あたしは紺の浴衣に身をつつみ、いつも着ないからなんだか慣れなく恥ずかしい。



「今日は彼氏といくの〜??」

「ちがうよ、友美と一緒にいくの!!」



「あら、そーなの。残念ね(笑)」



もう、お母さんってば。


あたしをからかって………





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