止まらない、この気持ち





すると友美がいった。

「栗野見ないね、まぁこんなに人いるもんね。」



あたしも実はさっきから栗野の姿を目で探していた。


「そーだね。」


無意識になぜか栗野を探している自分がいる。



それだけあたしは栗野を好きなんだ。





栗野にあいたいな






なんて心のなかで思っていると、


「っに、仁奈子!……っあれ。」



友美が急に大きな声をだすからなにかと思って顔をふとあげると………






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