止まらない、この気持ち









「……西くん、……こんなあたしでよかったら…よろしくお願いします。」





そういってあたしは頭を下げた。顔を上げて西くんを見ると、顔を真っ赤にして驚いていた。



ぷっ、かわいい(笑)


なんて思ったりした。








「…本当は断るつもりだったんだ、でもよく考えてたらあたし西くんのこと好きだって。今は友達としてだし、正直まだ栗野のことふっきれてない。こんな気持ちじゃ西くんに失礼だってわかってるけど、あたし西くんともっと一緒にいたいんだ。だからあたしも前に進むためにも、西くんを好きになる努力す…」







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