止まらない、この気持ち










その市原の嬉しそうな姿を見て、今度は胸がギュ──っと締め付けられるような感じがした。






なんか胸がいてぇー。






「まーくん、お昼食べよ」



「…あぁ。」



「今日のお弁当にはね、まーくんの好きな肉じゃがとね……」





夏織の話聞いてらんねえよ、胸の奥が痛すぎて。









俺病気なのか──。










< 245 / 376 >

この作品をシェア

pagetop