止まらない、この気持ち



それから数日─。




俺と夏織が別れたことはあっという間に噂になっていた。



それ以来なんか俺は誰かに呼び出しされることが増えた。



「…栗野くん


あたし栗野くんが好き。」




「ごめん、わりぃけど気持ちにはこたえられない。」



いい逃げするやつもいれば、その場で泣き出すやつもいる。




なんとかして毎日のりきってる俺─。







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