止まらない、この気持ち







「……まーくん、大丈夫!?」



「夏織こそどうしたんだよ。」



「ううん、また今度にする。いまは話す気分じゃないでしょ。」



「あぁ、ごめん。ありがとな。」



「また明日ね」





夏織は帰っていった。


夏織のさりげない優しさがありがたかった。







いまは一人になりたい。




市原のことで頭がいっぱいだ。





市原はなんで泣いてたんだよ。





別に市原は泣く必要なんてねぇのに。






あ"ぁー、いくら考えてもわかんねぇよ。





とにかく俺は帰ってすぐ寝た。






< 320 / 376 >

この作品をシェア

pagetop