止まらない、この気持ち
そして、あたしのまちにまったこの日がきたー。
この日は毎年寝坊なんてしない。
だって楽しみすぎて早く起きちゃうからね。
「あら、仁菜子。今日は早いじゃない。いつもこれくらい早いといいのにー。」
「こんな早く毎日起きてたら睡眠不足で死んじゃうよ。」
「仁菜子ならありえるかもね。ほら早く起きたんだから支度しなさい。」
朝ごはんをしっかり食べて家を出るとこの日も友美が待っていた。
「おはよう。友美早くない??」
「それはこっちのセリフ。仁菜子は年にこの日だけは早いんだから。」
「だって、体育祭だもん。」
それから体育祭の話を話して学校にいった。