止まらない、この気持ち




「友美、やったね!!」



「うん、本当に1位になるとは思わなかったよ。仁菜子の運動神経のおかけだよ。」



「なにいってるの!?あたしの運動神経じゃなくてあたしたちの息がピッタリだったからだよ。さすがあたしたち、だてに何年も一緒にいないね。」



運動が苦手なのに友美は本当に頑張ってくれたおかげ。


ずっと前から友美に1位をあげたかった。


あたしばっかりで友美にもこの気持ちを感じてほしいと思ってた。



「あたし運動系で1位になったの初めて。1位ってこんなに気持ちいいんだね、仁菜子ありがとう。」


「あたしも友美と1位になれて嬉しいよ、友美ありがとう。」



またさらに友美との絆が強まった。



すると友美が、


「今度は仁菜子の番、つぎのテストの勉強教えてあげるよ。スパルタにね(笑)」


「えー、勉強イヤだよ!!」



「だーめ(笑)!!」




そんな話をして二人で笑いあった。



< 93 / 376 >

この作品をシェア

pagetop