おかん
親父の部屋で
正座をさせられ
話を聞く。

おかんは毎晩
おれが遊びにでている間
心配で寝れずにいるという。

いつも1時間毎ぐらいに
着信があるので知っていた。


『いつまでもガキじゃ
ねぇんやき
勝手にさせてちゃ。』


ため息をつき
親父が先に部屋をでた。

おれも部屋に戻り
タバコに火をつけ
窓をあけ煙を逃がした。


< 9 / 48 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop