友達
「あんたさ?」
あたしに声かけてきたのは
「ゆー…」
なんで?ゆーがあたしのこと
鋭い目つきで睨んできている‥
「おはよ…なんかした?」
震える声を我慢して、言った。
「なにじゃねーよ。なんで、智な訳?
 あたしも好きだったのに…
 人のもの取りすぎ!!」
怒鳴り散らされた。
ゆーが智のことが…好き…
嘘でしょ!?聞いてないよ…
「相談してくれなかったじゃん…」
「は?なに、お前。智はお前だけのもの
 なんかじゃねーよ。ざけんな!」
ゆー…あたしはあなたのことは
信じてたよ…?
裏では話しかけてきてくれるだろうって。
なのに…全然違うじゃん…
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