ほのかとひかる
「行けよ、ほのかこんなにいってるんだから。
大丈夫。ほのかは…その…お、俺が一緒にいるしな…な、ほ…ほのか?」
陸君にそう言われても…。
なんか陸君はめっちゃ
焦ってるし。
別に幼なじみだし一瞬に行くぐらいなんら問題ない。
「うん。
だから大丈夫だよ」
そういうと香絵は渋々
「う、うん……
本当ごめんね」
あたしがいいだしたんだから平気なのになぁ。
「大丈夫だよ。
ほら、早く」
あたしは香絵の背中を押して二人を先に行かせた。