ほのかとひかる



「ほのかちゃんいますー?」




あたし達が二人で話してると



誰かがあたしを呼んだ。





あたしがドアの方に目を向けると





「あ、いたじゃん」








ーーーーー…あたしをイジメてる子だった








あたしは思わず涼から離れる。





まずい、涼と話してるのばれたらどうなるかわからない。




「ほのか?」





涼があたしの名前を呼ぶけど一瞬目を合わせて返事はしなかった。






「ちょっときてよー」





どうせまたなにかされるんだろう。





あたしは女の子達の方に行った。





その時、あたしはうかつだったのかも知れない。



もっと注意深く見るべきだったんだ。





< 244 / 290 >

この作品をシェア

pagetop