ほのかとひかる



結局それになった。




「すごい似合ってたよ〜」



俺らは外に出て通りを歩きながら
涼は嬉しそうに笑う。






「涼の方がかわいいくせにさ」




ちょっとふて腐れるほのかが可愛かった。





「あたし以外みんなモテるんだもん。
ひかるはモテる理由全っ然わかんないけど〜!」






すごい嫌みっぽく言われて俺はちょっといじってやろうって思った。








「まぁすぐびっくりしちゃうほのかには俺の良さはわかんないんだよ」



「はぁ!?あんたなんか……!?」




ほのかが言い返そうとした時、



俺はほのかの肩をつかんで店のショーウインドーに押し付けて





思いっきり顔を近づける。









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